【林修の今知りたいでしょ!】インフルエンザ・アレルギーの最新治療!

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1月23日【林修の今知りたいでしょ!】緊急特集!感染拡大インフルエンザ&冬に気をつけたいアレルギーと言うことで、インフルエンザとアレルギーの感染拡大の原因と最新治療の放送があった。気になったので見ていきましょう。

インフルエンザ

インフルエンザ過去最多の発症率。4週超える警報レベルで治療薬の供給停止にもなっている。
感染症の権威 
埼玉医科大学教授 関雅文先生
免疫学の権威 
京都大学医生物学研究所所長
京都大学教授 河本 宏先生
お二方による講義です。

1 ダブル感染よりも肺炎に注意

インフル・新型コロナ同時感染は怖くない?!
同時感染=重症化?
ツインデミックが、以前からセンセーショナルに取り上げられているが、そんなにナーバスになる必要ない。
お互いに手を組んで体のなかで悪さをすることはない。
2つのウイルスに同時感染しても1+1=1(症状は倍増しない)
同時に感染しても症状が重くなるとは言えない。
今年のインフルエンザの特徴が、インフルエンザが治った後の肺炎で入院する人が多い。
病床が逼迫している病院もあるそうです。
インフルエンザでキズついた肺は肺炎球菌やマイコプラズマの菌に弱く感染に注意が必要!
例年のインフルエンザは、喉のあたりに強い炎症を起こすが、今季は肺に近い部分の炎症が強い可能性が有る。
重症化しない様にワクチンの接種やコロナ以上にマスク・手洗い・うがいが必要です。

今季 「隠れインフルエンザ」が大量発生

今季の爆発の要因は、コロナの時に感染対策をしたので、インフルエンザの患者が激減したため、インフルエンザの免疫を持たない人が増加した。
また今季のインフルエンザはApdm09型で、2009年に流行した新型インフルエンザと同じ型である。
隠れインフルエンザの存在が家族や友達にインフルエンザをひろめている。
症状が少なく感染に気づかない隠れインフルエンザとは、
2024年夏にもインフルエンザが流行ったことで、抗体が出来ている人が強い症状が現れない、隠れインフルエンザになってしまっている。隠れインフルエンザの人が、弱った抗体しか持ち合わせていない人にばらまいている。
これ以上感染爆発を起こさないためにポイントはマスク
人に移さない意識を!
A型は11月~2月
B型は2月~春先

今季はB型がすでに流行り出している。
現在のワクチンはA型にもB型にも効果のあるタイプのワクチンなので接種を!
林先生は若い頃に全ての抗体が出来ているのでこのまま感染せずに済むと思う。
若い頃に抗体をたくさん作っている人は林先生の様に感染する可能性が低いと言うことです。

免疫力を上げる!お昼30分のリラックスをすること

免疫力を上げるために街の人がしていることは、毎日キムチ納豆や筋トレ
もっと楽に免疫力を上げる効果的な方法は、科学的に立証されている。
睡眠を取る
睡眠は副交感神経を働かせ、交感神経をおさえリラックスするには最適
瞑想・音楽を聴く・歩くなど人によって落ち着くことをする事にフォーカスして30分位行なう。リラックスすることで抗体が全身に巡る。
交感神経優位(緊張状態)でリンパ節でウイルスについて勉強した抗体
副交感神経(リラックス)する事で抗体がリンパ節から全身へ巡る。

昼寝っていろんな意味で見直されてきているんですね。

最新医療

世界初iPS細胞から免疫細胞の一種
キラーT細胞を作製した。

ウイルスを殺すのではなく、ウイルス感染した細胞を壊すキラーT細胞。
細胞を薬のように使う事で、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を攻撃する。
キラーT細胞治療薬開発にむけ研究中
-80℃の冷凍庫の中に保存
どんな種類のウイルスが来たとしても2~3ヶ月でキラーT細胞を作製可能とされている。
ウイルス感染で死ぬ事をなくす時代が来る
と京都大学教授 河本 宏先生はおっしゃっていました。

本当にそう言う時代に早くなってほしいですよね。
コロナの時は皆さん疲弊しましたよね。

アレルギー

アトピー性皮膚炎・猫アレルギー・花粉症・ヘアカラー・マラセチア・などアレルギー疾患患者数増加中!
何らかのアレルギーを持っている人は2005年には約3人に1人だったのが、2人に1人になった。

日本アレルギー研究の権威
藤田医科大学 総合アレルギーセンター(ばんたね病院)センター長
矢上晶子先生

冬はアレルギーの症状を起こしやすい季節
今アレルギーに悩んでいなくても、いつ発症しても、誰に起こってもおかしくない
いつだれが発症してもおかしくない!最新研究でわかった冬のアレルギー。

冬に発症の危険性高食物アレルギー

今増加中!大人の食物アレルギー
大人のアレルギーの発症原因の一つ、肌が原因で食物アレルギーに?
空気が乾燥すると肌があれやすくなる。
肌トラブルがあって炎症があるところに、食べ物がつくと獲得という後天的なアレルギーを持ってしまう。
それまでたべられた物があったとしても、皮膚から入っていくと食物アレルギーに繋がる。
素手で触ったり、化粧品に入っていたりする事で発症。
食材を触る職業の人が発症することもある。
皮膚の下には免疫細胞がいる。皮膚からアレルギー物質が侵入し、アレルギーになる。
その後口から入った食べ物にも反応してしまう。

アレルギーから皮膚を守る対策として、保湿が大事
冬は顔や手の肌が乾燥しやすい。高齢の方は膝から下にも注意
いろんな保湿クリームが出ているが、塗り方とタイミングが大事
朝と夜の2回 お風呂後すぐ
多めに塗る 少しベタつく程度

そうなんです。この頃気がつくと膝下がかぶれたり多いんですよ

きれいすぎない環境のほうが獲得出来る免疫が増える可能性がある。

ニュータイプの食物アレルギー
食べ物が原因ではないニュータイプの食物アレルギー
神奈川歯科大学附属病院村上健彦先生の協力のもと

交差反応性と言って 花粉症 の人が果物に症状を起こす
花粉と食物アレルギー物質が似ていると、花粉症の人が食事でアレルギー反応がでてしまう。

最新研究で判明した交差反応

花粉症の治療をすれば交差反応は改善される?
世界でも試しているが、まだもとの花粉症を治療しいいいい結果は出ていない。
症状を起こす食べ物を避けることは大事
加熱をするとアレルギー物質の形が変わるので、医師と相談をして食べられるケースを探る。

アレルギーは抑えられる?!

最新研究でわかった、免疫の整え方
コップ理論。溢れたらアレルギー反応が起こるといわれていたが、最新は天秤理論になってきている

天秤理論
アレルギー物質の量・腸内環境・アレルギー体質・ストレス肌バリア・その他と免疫力のバランスが適切に保たれているとアレルギーを発症しない。
免疫が不調になるとアレルギーが発症してしまう。

アレルギーは本来攻撃する必要のない物質に免疫が過剰反応している状態。免疫を整え正しく働くように適切な状態にする事でアレルギー症状を抑えられる可能性がある。

ある栄養素がアレルギーを抑えるカギ
それが免疫の暴走を抑えるTレグ細胞
Tレグ細胞が暴走する細胞を抑えてくれている。

令和5年紫綬褒章受章 免疫腸内細菌学の権威
理化学研究所生命医科学研究センター副センター長 大野博司先生

アレルギーを抑え、Tレグ細胞を増やす注目の栄養素は、食物繊維がカギ!

マウスの実験で食物繊維を多く含む餌をのマウスと少ないマウスで4週間観察
Tレグ細胞の量の差を調べた結果 2倍の差が出来た。

ここ10~15年で腸内細菌の働きで明らかになってきた。
Tレグ細胞を増やす腸内細菌としてクロストリジウム属菌が見つけられた。
食物繊維を多く取ると、腸内で、クロストリジウム属菌がそれを餌に酪酸を発生させる。
酪酸がTレグ細胞を増やす。
Tレグ細胞が増えれば免疫の暴走を抑制し、アレルギーを抑えられる可能性がある。
人でも同じ事が起きていると考えられるので、アレルギーの抑制の可能性がある。

最新治療薬

中等症~重症のアトピー性皮膚炎に使用
デュピルマブ:皮疹やかゆみの原因をブロックする効果が期待される。
ペン
重症~20時最重症のスギ花粉症に使用
オマリズマブ:くしゃみ・鼻水などを減らす効果が期待される
注射

1回打つと1ヶ月くらい持つ

【林修の今知りたいでしょ!】インフルエンザ・アレルギーの最新治療!まとめ

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