1月30日【林修の今知りたいでしょ!】2025年版 老後のお金SPが放送されました。
講師は経済ジャーナリスト・作家 渋谷和宏先生です。
6年前の老後2,000万円問題から始まり、国民の老後に対する不安は高まりました。
2025年時点で老後の資金はどれくらい必要なのか。
物価高の今!
ホントに必要な老後資金はいくらだろうか
お金のプロ30人が最新データで徹底試算しています。
とても気になったので、皆さん見ていきましょう。
2,000万円は必要ない?!
6年前の発端の問題
老後に2,000万円の貯金が必要
夫婦(夫65歳以上妻60歳以上)で30年間で必要とされる金額
夫婦2人が 無職 で年金しか収入がない場合の資産
一人の場合 家賃光熱費などからも半分にはならないので、約6~7割として1,300万円位ではないでしょうか。
第一生命経済研究所 永濱利廣さんは、30年間の必要な資金は1,500万円と算出
歳を重ねるほどお金を使わなくなる。
60代後半 336,752円/月
70代前半 303,054円/月
70代後半 276,556円/月
80代前半 254,381円/月
85歳以上 255,929円/月
食費などの出費の減り具合が加味されていなかった。
街頭インタビューで
- 昔は旅行に使っていましたが、今は行けなくなった。旅行に行く相手もいなくなっている。
- お金は必要だけど、生活できれば必要以上いらない。
- 歳をとるとあまり使う物がない
- 食べ物もあまり食べられない、飲み物もあまり飲めない。
- 着るものも、昔みたいに背広は必要ないし、みっともない格好さえしなければいい。
最新の国の調査で試算しても2,000万円も必要ない
2017年総務省の家計調査で試算をした金額だった。
年金などの収入約209,000円 支出264,000円
毎月5万5000円の不足額 66万円/年 1,980万円/30年
ここから出された数字であった。
毎年この基準となる金額は変化している。
2018年 1,500万円
2019年 1,200万円
2020年 55万円
2021年 800万円
2022年 930万円
2023年 1,400万円
2020年はコロナ禍の影響で外出・旅行が出来ず、お金をあまり使わなかった事で下がっている。
2,000万円問題の数字に振り回せれる必要はないと言うことです。
不安をあおられるような金額だったが、老後のお金を考えるきっかけになりました。
自分が老後どうしたいかで、老後資金を考えればいい。
本当に当時は衝撃でしたが、ないものは無いなので、開き直るしかないでした。
意外とかかる医療費
歳と共に病気のリスクは高くなって行きます。
生涯の医療費の半分が70歳以上というデータがある
医療費を残しておかないと、突然の入院などお金がかかる。
病院も個室だとプラスでお金がかかる。
さらに介護が必要な場合も介護費が必要になる。医療費 介護費 具体的にいくら必要か。
経済ジャーナリスト 荻原博子さんが答える老後資金は1,500万円
老後の生活費は年金だけで暮らせるが、医療費や介護費などを1,500万円は備えておくべき。
介護費用 500万円/人 2人1,000万円
医療費 200万円
その他 300万円(お墓、葬式、処分費)
ファイナンシャルプランナー 鈴木さや子さんが答える老後資金は1,580万円
500万円は医療費
60代後半の医療費 86,000/年
30年で約250万円 二人で500万円
実際街の人に聞く
ちょっと入院で個室にしたら50万円くらいあっと言う間でした。
薬だけが出来なくなった為、毎回病院に通わなければならなく無ったので、診療代がかかっているという。
若いうちから健康に投資した方が診療代は低くなります。
医療費は突然の出費のため、老後資金の予備費として取っておいた方がいい。
医療費は、老齢医療もだんだん緩和がなくなり、一段と厳しいですよね。
介護もとてつもないお金が必要ですよね。
健康に自信があれば、年金の受給開始を遅らせる
65歳
66歳 8.4%UP
67歳 16.8%UP
68歳 25.2%UP
65歳からの受給を68歳の受給に変えると、79歳で受給額が逆転する。
90歳まで受け取れば約460万円UPになるそうです。
男性の平均寿命 81.09歳 女性の平均寿命 87.45歳
年金の受給を遅らせる事で増えると言うが、受給金額減少・税金上昇・物価上昇などを考えるとどうなんでしょうかね。
老後の資金がなくても大丈夫
老後の資金がない… 大丈夫?
街頭インタビューでは、2,000万円も貯められないと言う人が多かった。
経済コラムニスト 高井宏章さんが答える老後資金は 0円
老後のお金は老後に働いても足りる
60代後半の就業状況 男性62% 女性 43%
70代前半の就業状況 男性43% 女性 26%
アルバイト(学童保育)と年金
年金を使わないようにしてドライバーの仕事
現在は60歳以上でも働ける場所も多く、働いている人が多い。
可処分所得 平均40万円/月
消費支出 平均31万円/月
年間約100万円の貯蓄が出来る。
60歳から70歳まで1,000万円の貯蓄が出来る計算になる。
老後にお金を貯めても間に合う時代なので、健康であれば心配ない。
ファイナンシャルプランナー 植田一樹さんが答える老後資金は 500万円 (緊急費用)
働くなら生活費は0円 医療費や家の修繕などの生活費以外の部分が必要になる。
シニアでも働くのがスタンダードになってきている
スマホさえ有れば簡単に仕事が見つけられるシステムがある。
スポットワーク
モバイルバッテリーの補充4箇所で1,000円
住宅の引き渡し前の確認
作業物件の表札撮影 エアコンの動作確認・トイレの動作確認・キッチン付近の書類確認・ポスト・宅配ボックスの清掃・その他異常箇所の報告
スマホを見ながら作業指示書に写真を貼り付ける等30分で1,500円
スポットワークでは難しい仕事は今の所ないので、空き時間に仕事が簡単に見つかる。
ヘッドスパを受けて覆面調査員(ファンクル)
登録すれば誰でも出来る。
アンケートに答えると、ポイントで帰って来る(還元率50%)
老後の居住問題
古くなった家の維持するのが大変
1級ファイナンシャルプランナー 前田菜緖さん
外壁200万円
内装リフォーム 300万円
家計プランナー 波多間純子さん
リフォーム代として 500万円
街頭インタビューでは、
風呂、水道、トイレのリフォーム300万円は最低かかる。
外壁塗り直して 425万円位かかる。
経済ジャーナリスト・作家 渋谷和宏先生
65歳築30年のマンションのリフォームの見積もりを依頼している
200~300万円くらいかかる
賃貸の場合
家賃 10万円で試算すると
30年間で3,600万円
老後に広い家はいらないと小さい所に引っ越す人もいる。
仕事を辞めるタイミングで市営住宅に引っ越した
以前は家賃9万円 今は3万円以下
自治体によっては移住者に補助金を出すところもある。
いくらあれば旅行に行ける?
60~79歳に聞いた実現したい夢1位は旅行
旅行に行ったり美味しい物を食べたりしたい。
老後の資金2,000万円の場合 旅行などの娯楽費は 25,000円/月
余裕を持って生活するためにはいくら必要か
元メガバンク支店長 菅井敏之さんが答える
通常の生活なら老後資金 1,500万円
海外旅行に行ける老後を送るには 4,500万円
毎月国内旅行に行くとか、半年に一度海外旅行に行く
8万円/月 30年 3,000万円
マネーキャリア代表
谷川昌平さんが答える老後資金
4,000万円
老後は毎日が休日と考えれば娯楽費を貯めておくべき
インフレで、30年後には物価1.7~1.8倍
娯楽費増加と物価上昇で4,000万円になる
普通に生活 1,400万円~1,500万円
働き続ける 0円
ゆとりある生活 4,000万円~4,500万円
どういう過ごし方をするかでお金の必要な額が全然変わってくる。
自分のライフプランを大事にして考えていく事がいいのではないかと
とにかく健康ですね
健康を維持していくことが何より大事だと
林修さんは言っていました。
2025年版 老後のお金SP【林修の今知りたいでしょ!】必要資金はライフプランによるまとめ
6年前の老後資金2000万円問題から老後の資金を考えるようになりました。
実際老後の必要資金は、ライフプランにもよることが今回わかりました。
普通に夫婦二人が無職で暮らしていくためには、1,500万円前後が必要です。
しかし、老後と言われる年齢でも、働き続ける事で、資金がなくても大丈夫。
そして、大きな家から小さな家に暮らし変えるなど方法は有るようです。
ゆとりある生活をするための老後資金は、4,000万円~4,500万円。
街頭インタビューでもありましたが、歳をとると、お金を使わない人が
多いようです。
林修さんがいうように、何より健康を維持する事が、何より大事であると
私も思いました。
また医療の進歩により、寿命も今後ものびる可能性を考えると、大卒から定年までの約40年で貯めるのは、かなり厳しいと感じます。
一生現役でいられる、健康な身体づくりが不可欠のような気がします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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