【カズと学ぶ】江戸優裕准教授が教える美脚の敵オーバープロネーションの改善法

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11月19日放送【カズレーザーと学ぶ】現代の若者に急増している、美脚の敵オーバープロネーション。その原因とそれにより起こる症状、足のラインをきれいに保つための予防法・改善法を千葉県立保健医療大学 江戸優裕准教授が紹介しています。気になったので、見ていきまししょう。

江戸優裕准教授

千葉県立保健医療大学 江戸優裕准教授
国際医療福祉大学 保健医療学博士
尚美学園大学、スポーツマネジメント学部非常勤講師
武蔵野大学、看護学部 非常勤講師
研究分野
ライフサイエンス/整形外科学
ライフサイエンス/リハビリテーション科学
ライフサイエンス/スポーツ科学
江戸 優裕 (Masahiro Edo) – マイポータル – researchmap 参照

美脚の敵オーバープロネーション

X脚・O脚・扁平足・外反母趾の原因となるのが美脚の敵オーバープロネーション
かかとの骨が内側に5度以上傾くのがオーバープロネーション。
大体4~5人に1人ぐらいいる。

年をとると筋力低下のでなりやすく、若い人は運動不足による筋力低下が原因

足の筋肉や構造を守る、組織が衰える事によって起こりやすい。
運動習慣がある人はオーバープロネーションなる割合が低い

大きすぎたり、不安定な靴間違った靴選びは危険

ムートンブーツや厚底ブーツは良くない
ムートンブーツはかかとが不安定で内側に傾きやすい
厚底ブーツは正しい歩き方にならない
(正しい歩き方とは、かかとの外側から着地し、中央から親指にかけてが順番に地面について抜けていく)
柔らかすぎるスニーカーもかかとが不安定になるので良くない

靴のかかとの内側が減る人はオーバープロネーションの兆候があるので要注意

靴のかかとの外側が削れるのは全く正常です。真ん中が削れたり、内側が削れたりするのは、オーバープロネーション兆候がある。
削れた状態でその靴を履き続けるとオーバープロネーションが悪化していきます。
靴は一定期間で履き替えることがいいそうです。

オーバープロネーションと様々な症状の関係性

オーバープロネーションの特徴 扁平足
足裏のアーチがなくなり、足が着地の衝撃吸収ができにくい。
扁平足は疲れやすく、膝、股関節、腰のトラブルの元になる
足のアーチがなくなり親指の骨が外へ向かってしまう。外反母趾を招く

かかとが内側に倒れると膝も内側に倒れる傾向にあるのがX脚
かかとが内側に倒れると筋力の使い方が変わってくるので、床反力が働いて、O脚になる
骨盤の角度や大腿骨のねじれが関係して、X脚やO脚になるのが変わる。
骨盤が前傾している人は大腿骨が内側にねじれてくるので、X脚になる
反対に骨盤が後傾している人は大腿骨が外側にねじれてくるので、O脚になる
日本人はO脚 欧米人はX脚が多く日本人の高齢者はほとんどがO脚です。
日本人と欧米人の骨格の違いがある。

若者に激増!浮き指(歩行の時に足の指を使えていない)
浮き指がひどくなると足の甲と足裏にある指を動かす筋肉のバランスが悪くなり、かかとに体重がかかる。
そのため、反り腰・ストレートネック・肩こり・首こり・頭痛になる
現代の小学生の8割が浮き指であるという調査報告もある。
裸足で遊ぶ機会が減少し足の筋力の低下が原因だと言われている。

合っていない靴を履いたり、間違った歩き方をしていると内反小趾に(小指の付け根が外に飛び出ている)なりやすい。

オーバープロネーションの改善法

足裏天井向け運動

据わって足を膝の上に足の裏が天井に向かう様に回していく
後脛骨筋を鍛えることでかかとが内側に倒れないようにしていく
始めは、動きにくいので、手で天井に向けるが、徐々に自力でできるようにする。気づいたときに繰り返し行なう。

オーバープロネーションを予防する靴選び

ヒールはかかとがしっかりしている物を選ぶ
ブーツでもいいが、かかとがしっかりしている物で、足首が柔軟に動く物
基本的にはスニーカーがいい
MP間接が曲がりやすくかかとがしっかりしている物。 (MP間接とは、足指の付け根の間接)

美脚の敵オーバープロネーションの改善法まとめ

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