マツコの知らない世界「金・ゴールドの世界」ゴールドの人気がある理由

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金、ゴールドは古代エジプトの時代から、人々に愛され富の象徴とも言われ、その輝きは人々の心を魅了してきた。
「マツコの知らない世界」でも取り上げられた金・ゴールド。マツコもその輝きに感嘆の声を…。その人気の理由をこのブログで、解説して行こうと思います。

ゴールドは有限の資源

現在地上にあるゴールドは、約200,000トンで、地中にある埋蔵量は約56,000トンと、推測されています。
そして、現在年間に、約3,000トン採掘されています。新たに埋蔵が、確認されないと後20年前後で枯渇してしまう事になるわけです。そのために各国が獲得のために、有限の資源を取り合う形となり人気が高いのです。

ゴールドの性質

ゴールドは元素記号Auは、他の物質から人工的に作り出す事ができない元素です。
また、不活性金属と言われ、酸化や腐食に強いため、その輝きを保ち続ける事ができるのです。
また、金は融点が1060度という温度で加工がしやすいのが特徴です。
同じ不活性金属といわれている、プラチナは金よりも採掘量が少なく、希少価値が高いのですが、融点が1760度と高いため、加工がしにくいなどから、流通に向いていないのです。
銀も不活性金属ではありますが、融点も960度と加工に向いているので、金の代わりにされていた時代もあったようです。(日清戦争の賠償金は、銀で払われていたのです。)
しかし、加工のしやすさだけで無く、金・ゴールドはその美しい輝きも人気のなのです。

加工品

貨幣:

金貨や小判などがある

装飾品:

ピラミッドからも発見されているツタンカーメン等、昔から宝飾品としても多く使われてきている。現在も多くの装飾品として人気がある

24金:99.9%の純度がある物(純金)K24の刻印
18金:75%以上の金で残りを他の金属と混合している。 K18の刻印

建造物:

金閣寺や金のシャチホコなどがある

仏具:

仏像や鈴などがある

電子部品:

東京オリンピック金メダルのために携帯電話の回収を呼びかけられた事が記憶に新しいことからも、近年加工しやすい金が電子部品に使用されることが多いようです。

さまざまな加工によりその用途をひろげて、日本では金箔を料理に使ったりしている。お祝いのシーンなどにもよく使われる事からも、人気の高さを感じられるのでは無いでしょうか。

価格と資産価値

ゴールドは各国の貨幣との交換に使われていた。100年前はまだ20ドル前後だったのです。インフレやEFTの導入で活発に取引され、世界情勢の変動と共に上がり続け、現在は2,400ドル前後を推移しています。100年で約100倍の価格になっています。
日本円では、100年前は1グラム約1円35銭 現在は1グラム12,800円約1万倍ですね。
加工品に使用することよりも外貨の準備金として、中央銀行にストックしています。
現存する有限の資源であるために、これからも安定資産として保有すると言った手段を各国がとっているのであります。
昔から、貨幣よりゴールドを子孫に残す国もあるようです。ゴールドの資産価値の高さが、人気の高さと感じられるのではないでしょうか。

まとめ

ゴールドは、加工品として需要も高く、色々なところで使用されて流通しています。有限性であるがゆえに今後も価格が上がる事が予想されています。どの時代でもその美しい輝きで、人々の心をつかんでいるのではないかと思います。世界情勢と共に、変化する貨幣にくらべ、高い価値を保ち続けていることで、その人気の高さも保ち続けているのです。
皆さんもゴールドに魅了されてみてはいかがでしょうか。

1,000円くらいからの積み立てもできるので、おすすめです。

        

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